2015年1月7日

夕方からいつもの偏頭痛が来て、21時に帰宅したときにはめまいと吐き気がひどくソファに横になり、頭痛薬を飲んで横になる。天気が崩れると時折この偏頭痛が来るが、今日は晴天だった。 妻は「ゲーム脳や」という。「ピコピコしすぎ」と。ゲーム脳というとゲ…

2015年1月6日

息子が寝たあとに最後まで観た『LEGOムービー』はとても面白くて、僕の好きな、「エンターテイメントでありながら広い意味で芸術論でもあるような」映画でした。芸術論というより、創造性って感じかな。 しかも子どもにとっての父親とは、とか、父親にとって…

2015年1月5日

息子は『LEGOムービー』を最後まで観ていないがもう何回か観ていて、というのはつまらないから観終わらないのではなくて、夜、風呂に入ったあとに観始めて寝る時間になってしまうからで、面白がっている証拠に息子は「すべてはさいこー」と、劇中のヒット曲…

2015年1月4日

年末年始の休みも今日で終わり。 職場に行って、少しだけ休み明けの仕事の準備。 TSUTAYAに寄って、妻のリクエストのサイモン・ペグ主演『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』(エドガー・ライト監督)と、息子のリクエストの『LEGOムービー』(フィ…

2015年1月3日

ようやく初詣。家族の健康と自身の交通安全を祈願し息子のおみくじを引き(末吉)お守りを二つ買って、そのあと喫茶「サバ」。 昔ながらの風情のここには店内に女性のブロンズ像はあるし、店内に「電話ボックス」がある。何を言っているかわからないかも知れ…

2015年1月2日

年末からの休みのあいだにすっかり朝起きれなくなり、10時頃起きた。この年末年始のあいだに、新しく買ったトマス・ピンチョン『LAヴァイス』を読もうと思っていたけど無理で、31日から1日にかけて読んだのは、保坂和志・湯浅学『音楽談義』(Pヴァイン)と…

2015年1月1日

「今どきの風力発電所は筒状のカンバンに大きく「風力発電所」と書かれていてそれが日曜大工というか、子どもが日曜日にお父さんといっしょに書いたような字で書いている。」*** わが家には酒飲みがひとりもいない。だから正月といっても食事はすぐに終わ…

「今年観た映画ベスト10」

某ラジオ番組で、しまおまほさんの「今年観た映画ベスト5」といって、「今年公開された」映画ではなくてしまおさんが「今年」「観た」映画のベストが紹介されて、2位に「アイズ・ワイド・シャット」が入っていたりしておもしろかった。 わたしは「アイズ・ワ…

2014年12月13日の日記

昨日から、堀江敏幸『なずな』(集英社)という小説を読んでいる。40代独身の男が、とある事情から生後2ヶ月の赤ん坊を預かることになる、という「保育」小説。憶測だけど、恐らく著書の子育て経験が反映された小説ではないかと思うのだが、わたしも子どもが…

2014年をふりかえって(7歩め)

今年の初めには、日記でも何でもいいから、毎日まいにち何か書こう、と思っていたのに、このブログも結局6日分しか書けなかった。 今年やろうと思っていてできたことは、昨年に続けてできるだけ映画を観よう、ということくらいで、今日までで109本の映画を観…

日々のレッスン #1

よくある話だが、夏祭りの会場である市役所まえのビーチに作られた階段に並んで座り込み、 「もうコイツ宇宙ごみになればええのに、と思ってたわ」 と言われたSは、三十六歳、結婚七年目。日がすっかり暮れきった砂浜では幼稚園児が走り回り、保護者たちは彼…

五つ目はやめておけばよかった

音楽について語るときに歌詞のことばかり取り上げるのはおかしい。というか、日本語で書かれているブログなどを見ると、歌詞のコピペばかりが目立ち、歌詞のことばかり触れられていて・・・・・・という内容の文章をどこかで読んだことがあって、たしかに音楽は音…

四つまでは許してもいいのに

H26.1.28 Tue. 昔から友だちが少ないので友だちのたくさんいて楽しそうにしている人を見ると自分が情けなく思えてきて 「歳をとって孤独になるのは辛いなあ」 ということをしみじみ思っていましたが、わたしより年長の人の何人かが 「歳をとると人恋しくなく…

三度目は何もしないでいて

H26.1.23.Thu. 帰ってきていまは映画を観る気にも本を読む気にもならずただテレビを点けていて気づいたのはテレビに出ている人が世代交代していないことだった。 そういうことはだいたいネガティブに語られることになっていて 「もうテレビも終わりだな。」 …

二日目には何かを抱いて

H26.1.21 Tue. 結局「毎日何か書く」というのはできてなくて、本読んでたり何か書いてたりしてたはずの時間でスマホいじったりしててバカみたいだ。 マンガを何冊か読んで面白かったです。 穂積という人の『さよならソルシエ』というゴッホの弟を主人公にし…

書き初め

H25.1.15 Wed.「今年は小説でも日記でもいいから、毎日少しでも何か書こう」と思うだけは思っていたけどもう1月15日で、まだ何も書いていないというのはよくあることで、毎日書こうと思うことがあるわけじゃない。 去年は映画を214本観て(ほとんどDVDだけど…

H25.12.21 Patagonian Orchestraの新曲に寄せて

空に浮かぶ星が消えて 夜が終わる頃 空っぽの部屋に街の音 響き渡る思い出せない約束と たくさんの嘘が 静かな街のこの道を 通り抜ける僕ら旅の途中 あの日のドアは開けたまま 春の匂いがして 新しい朝に包まれる空に浮かぶ星が消えて 雨の音がして 空っぽの…

2013年11月に観た映画

11月に観たのは下記の25本。今月は節操なく観たつもり。どれも面白かったけど#01〜06はとくによかった。なかでも『さんかく』は素晴しくて、主演の高岡蒼甫が最高でした。こんな役をこんなふうにできる役者は他にいないと思う。あとはやっぱり『ゾンビランド…

都都逸はじめました。

(Wikipediaより) 都々逸(どどいつ)は、江戸末期に初代の都々逸坊扇歌(1804年-1852年)によって大成された口語による定型詩。七・七・七・五の音数律に従う。 元来は、三味線と共に歌われる俗曲で、音曲師が寄席や座敷などで演じる出し物であった。 主と…

2013年10月に観た映画

10月に観たのは以下の18本。すべて自宅で、他に『風立ちぬ』3回目を家族といっしょに映画館で観ました。以下の順番が順位ですが、どれも面白かったです。今月は、自分が好きなのがわかったのでラブコメをかなり観ました。なかでも#01、#02、#03は素晴らしか…

2013年、1〜9月までに観た映画ベスト10

★2013年、1〜9月までに観た映画ベスト10 #01 デヴィッド・O・ラッセル『世界にひとつのプレイブック』Silver Linings Playbook(2012) #02 マイケル・チミノ『サンダーボルト』Thunderbolt and Lightfoot(1974) #03 カン・ヒョンチョル『サニー 永遠の仲…

2013年9月に観た映画

9月に観たのは以下の7本(#が一応の順位)。正直ぜんぶ面白かったです。だんだん自分の好きな映画の傾向がわかってきたような。それもあんまり観てなかったときに自分が思ってた「こういう映画が好き」という認識と違うような。#01 リチャード・J・ルイス『…

2013年7〜8月に観た映画

7〜8月に観たのは以下の16本。一応#が順位だけど、今の気分で、という程度。上位はどれも面白かったです。とくに風立ちぬとかベルフラワーとか狂ってたな。#01 宮崎駿『風立ちぬ』(2013) #02 ビル・コンドン『愛についてのキンゼイ・レポート』Kinsey(200…

見ることと、少しの意志 ーパタゴニアン・オーケストラのJポップー

・土曜日に、たまたま大阪にいたのでパタゴニアン・オーケストラのライブを見れました。今日大阪から阪和線〜紀勢線に乗って帰ってくる「くろしお」のなかで、あの素晴らしい曲を聴いて思ったことを少し書いてみました。正直、この文章はあまりうまくないけ…

2013年6月に観た映画

6月に観たのは以下の17本。すべて自宅でDVDかテレビの録画かiPadで。#は順位だけど、今日(6/30)の時点での印象といった程度で、正直全部面白かったです。テイクディスワルツとかクレイマクレイマーとか、こういう話は自分に突き刺さりまくるけど好きみた…

2013年5月に観た映画

5月に観たのは27本。すべてDVDかiPadで。むりやり順位などもつけてみた。もともと映画はあまり観ないので、自分の好みがよくわかってなくて、小説なら2位に入れた『太陽』みたいな、日常とか小さな世界でのおかしみを淡々と描いたようなものが好きで『太陽』…

大学生の頃に映画館で観た映画リスト(1997年4月〜2002年3月)

最近映画ばかり観ているので、なんとなく、昔どんな映画観てたかな、と思って記憶を辿って、ウィキペディアの「年度別日本公開映画」とかを使いつつ大学生の頃に映画館で観た映画を調べてみた。それが以下のリストで、たったこれだけ! 5年間で!! 見落として…

Fishmans Night Osaka 2013

フィッシュマンズ・ナイト大阪が今年も開催されます。 諸般の事情で、今年は大阪じゃなくて神戸での開催、時間帯はデイタイム(16時から22時)です。 わたしもDJとして参加します。 年々みんな忙しくなり、歳月を感じますが(そろそろみんなアラフォーか?)…

PLAYING THE ENEMY

モヤネの指導のもと、集まったピート・レティーフの末裔は二度にわたり声を張りあげ、ズールー語の歌を歌った。「いろいろな思いが渦を巻いていた」とモヤネは言う。「一九七六年当時のできごとや、刑務所に送られた友人や知人の顔が浮かんできました。みな…

ヤング・ジェネレーション(断片2)

「はじめぇ、父ちゃんにちょうだいそれ。」 朔の父親の声がする。 「だめー。」 「だめ?」 「は・っ・ちゃ・ん・の。」 「はっちゃんのか。おいしいそれ?」 「おぃうぃしぃ、よぉ。 だめぇー。だめぇー。だめぇー。」 繰り返す。歌うように繰り返す朔。カ…