2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

静かな朝、新しい人、あたらしい朝。

土曜日の朝。歯周病ケアで通っている歯医者のあと、クリニック近くの書店へ(というのがルーティンになっている)。前回来たときに決めていた、黒田硫黄『あたらしい朝』(講談社アフタヌーンKC)全2巻。「1930年代のドイツ。安い自由を満喫していた町のチン…

ブラッドベリ『たんぽぽのお酒』とか、サロイヤン『人間喜劇』とか。

友人へ。「ヤングアダルト」は文学でいうところ、対象年齢的に児童文学と一般の文学のあいだにあるカテゴリーのことですよ。いまふうにいうと「ライトノベル」(ラノベ)とかも入るのかなー。そんな感じです。もともと欧米式のカテゴライズですが、日本でも…

ガリバー! ピッチャー!

電気グルーヴの「モテたくて…」にそんなフレーズがありましたが、ジョナサン・スウィフトの『ガリヴァー旅行記』を読んでいます。青空文庫で。こと「読む」ことに関しては電子書籍はものすごく読みやすいな。正直意外です。読んだものを咀嚼したり、関係ない…

ファックに乾杯。

デヴィッド・リンチ『ブルー・ベルベット』をDVDで。テキトーに観たからあれだけど、面白かった。面白かったけど観ているあいだはそれほどでもなかった。観終わってしばらくして 「面白いものを観たなあ。」 って感じ。というのは、観ているあいだこの話がど…

「でかい音でフィッシュマンズを聴きたい」ほんとうにそれだけなのです。

恐縮ですが告知ですよ。わたしもDJで参加しています、「フィッシュマンズナイト大阪」今年もやります。下記と、特設サイトhttp://tar100mg.com/fms/もチェックしてみてください。 「でかい音でフィッシュマンズを聴きたい」 ただそれだけの一夜、フィッシュ…

びんぼう自慢。

昨日ゴーゴリの『外套』に触れてなかったんだけどこれがめちゃくちゃ面白いんだって。というか、なにが面白いのかぜんぜんわからないんだよ。要するに貧乏木っ端役人が外套(コート)を新調するんだけどすぐにひったくりに遭って、警察に駆け込んでも取り入…

美しい音楽が聴こえたら、言葉なんかじゃいえやしない涙が流れてくる。

いまおかしんじ『おじさん天国』をDVDで。ゴーゴリ『外套』、カフカ『流刑地で』を青空文庫で。どれも、なんでこんなこと(話とか、場面とか、展開とか)が描かれているのかわからない。読み始めは、見始めは、おもしろいのかどうかもよくわからない。そして…

自転車にのって、ちょいとそこまであるきたいから。

3連休、と思いきや3日目は宿直。 金曜日は出かけるつもりがあいにくの天候で「自宅軟禁かあ。」と思っていたところにスギー氏からメール。用事で来ているので昼飯でもどうかと。誘いに乗っかって、しかし両親も外出中だし、妻と1歳の息子といっしょにカフェ…

エヴァーグリーン。

片岡義男の小説が青空文庫にいくつか登録されています。詳細は知らないけれど著者の希望なのでしょう。いま、『時差のないふたつの島』をPocket WiFi Sで読んでいます。とても面白い。文章のレベルで、わたしがいちばん好きなのは片岡義男で、片岡義男の小説…

「ここからさき三十マイルは道幅せまくカーヴ多し。」

スピード違反でパクられていらい、時速60キロメートル以内で走っている。少しは、オーヴァーすることもあるが、努めてそうしている。べつにびびっているわけではないがなんだかばかばかしくなったのだ(パクられたことじたいはいまだに思い出すと歯がゆいが…

フォー・ザ・アートワークス。

小津安二郎『秋日和』をDVDで。平出隆『葉書でドナルド・エヴァンズに』を三週間かけて読み終わる。架空の国の架空の切手ばかりを描き、31歳で火事で死んだアメリカ人の画家にあてた、(届くあてのない)手紙をまとめた詩人の本。わたしは詩がほとんどわから…

bullshit fakers

夜、パソコンで目を使いすぎると寝床でうなされる。日曜日にも「あーくそ!」という自分の叫び声で目が覚める。運転席の父親がずっと後部座席にいるわたしを見ながら運転していて「危ないから前向けよっ」と何度いっても聞かないから、思わず叫んだのだった…

Dog Days(犬の日)。

続いて青空文庫/Pocket WiFi Sでチェーホフ「犬を連れた奥さん」(神西清訳)。 今日は義妹が「紀州口熊野マラソン」(5キロの部)に出るというので朝から応援に行って、ランチを「...ti」というお店で食べるつもりだったのだけど、マラソンは着いたときに…

シーズエレクトリック。

テザリング用に買った(携帯はAUのまま)Pocket WiFi Sで青空文庫のアプリを使ってチェーホフ「かわいい女」を読む。いがいにちゃんと読めるとおもった。端末がまともなスマートフォンと違って小さいので、一画面に表示される文字数が少ないから、すらすらペ…

メディウム。

豊田徹也『珈琲時間』(講談社、アフタヌーンKC)。おもしろかった。財布に1000円入っていたので買うことにした。ずっとまえから書店でみかけて気にはなっていたが買うにいたらなくて、というのは、わたしはさいきんのマンガにはうとくてこの作家も知らない…

ハピネスインスレイヴァリー。

パソコンとWi-Fiルータを買ってからというもの、ほんろうされている。まさにハピネスインスレイヴァリー。これではいけないのだが。『人間の条件 そんなものない』『葉書でドナルド・エヴァンスに』はすこしずつ。読んでばかりいればいいのだ、ほんとうは。…