自転車にのって、ちょいとそこまであるきたいから。

 3連休、と思いきや3日目は宿直。
 金曜日は出かけるつもりがあいにくの天候で「自宅軟禁かあ。」と思っていたところにスギー氏からメール。用事で来ているので昼飯でもどうかと。誘いに乗っかって、しかし両親も外出中だし、妻と1歳の息子といっしょにカフェ「...ti」へ。今日も今日とておいしかったです。
 なんかいままで聞けなかったのだけど、店主のSさんに、店にある本棚の本(わたしの好みのものがたくさんある)の話を少し。長嶋有の話とか。スギー氏ともこういう形で会うことはないことなのでなんか面白かった(どこに行ってもCD屋と本屋に行ってしまうのはお互い宿命ですね)。息子も多少大人しかったとはいえ、バタバタさせてしまって少し申し訳ない。
 日曜日は前日行けなかった和歌山市はガーデンパーク(でっかいスーパーみたいなもん)に無印良品を見に行く。いまの街に住んでいて不満はないけど、無印ぐらい近くにできないかなあ。回転寿司ばっか開店してるけど、そんなに食べるもんでもないよ。無印には妻が息子を乗せる荷台つきの自転車を欲しかったのだが、いまは無印では扱っていないとのこと。わたしも妻も調べずに行くあたりがうかつです。新しいノートパソコンを入れるビジネスふう(おっさんふう?)カバンと、ポメラを入れる小さいポーチと、息子のTシャツとか、こまごましたものばかり買う。おっさんふうバッグお気に入り。あと、ファッションに関してはわたしは終わった人間なのでふだん靴とか上着いがい、ユニクロばっかり着てて、無印でさえとてもおしゃれに見える。みどり色のマウンテンパーカ(ふう)のジャケットがよかった。買わなかったけど。
 隣の本屋で岩波書店『育育児典』を探してみるが、ない。店は大きいがぜんぜんだめだ。岩波書店は買い切り(たぶん、今もそうなら)だからしょうがないかもしれないけど、でも、やっぱりなあ。しょうがないから通販することにします。
 夜は急に気分が悪くなり夕食摂れずに横になっていたら妻も上げ下げしだして、「すわ、無印のバナナバームクーヘンがあたった?」と騒いだが、食中毒ではない模様。少し寝てごはんも食べれて、夜寝たらなおりました。
 日曜日は朝ふとんのなかで、片岡義男『時差のないふたつの島』読み終わる。いい小説です。へんな小説だけどこれも小説だなあ、というか、小説にもいろいろあります。次はゴーゴリ『外套』を予定。