2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

星の林に月の船。

息子が風邪をひいたために予定していた一泊旅行はひとまず中止して、外出は控えることにした。 月曜は朝から息子の皮膚科。わたしが順番を取りに車を走らせ、受付簿に名前を書いて帰ってくる。朝食と身支度を済ませて妻と息子が皮膚科に行く。わたしは家で待…

涼・ザ・スカイウォーカー。

和歌山県由良町に戸津井鍾乳洞というところがあって、近くに住んでいながら存在すらも知らなくていて、22日月曜日から26日金曜日まで、一週間休暇をとったから20日の土曜日から数えると9連休ということになるので、日曜日に休み中の行楽の手始めとして行って…

夜になると鮭は…

22時から妻がドラマを観るというので、21時から部屋で息子(1歳8ヶ月)を寝かしつけに行っている妻を迎えに行くと、息子は妻の頭に足を向け、股間に頭を向けて覆いかぶさって寝ている。ちょうど69のような体勢ということです。 こうして息子が妻と二階に上が…

変化していくものの一歩手前にいること。

変化していくものの一歩手前にいること。 映画『ゲゲゲの女房』(鈴木卓爾監督)をDVDで観ました。一度観たあと、収録されている監督によるコメンタリーを聴いていて、上の 「変化していくものの一歩手前にいること。」 という鈴木監督のコメントに天が啓か…

ケークウォーク断章

わたしが「ぱくぱく」と呼ぶ折り紙を作ってやると、息子はぱくぱくとはせずに、すぐに折り目を開いて鍋つかみ代わりの台ふきんのように使って、ブリキのごみ箱のふたを空ける。店主のさっちゃんさんが「盾みたい。」と言ったふただった。 息子が折り紙のふき…

東京日和(その一)。

土曜日が学生時代からの友人の結婚式で、東京へ。結婚式は六本木ヒルズで、次の日は神保町で映画を見て日本に帰ってきた弟と会食し、本屋を冷やかして帰ってきた。 今年に入って同級生の結婚式は三人目で、わたしたちは三十三歳で、わたしたちにとっての「結…

「皇国の戦争目的は殺して分捕ることであります。」

土曜日に東京で同級生の結婚式でそいつのプロフィールに、「尊敬する人:東堂太郎」とあった。 東堂太郎は大西巨人の小説『神聖喜劇』の主人公で、『神聖喜劇』といったらノーベル賞100個取ってもお釣りが来るくらいのすごい小説なんだけど、東堂太郎は、出…