2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夜は私たちのもの

今出ている雑誌「ユリイカ」の特集が菅野よう子だと知って読みたくなって、その前に聴いておこうと、ぼくにとっては菅野よう子といえば「攻殻機動隊S.A.C」なので、サントラの2を借りてきた。これに入っている「i do」という曲は、ぼくのオールタイムベスト1…

世紀の発見

友人の日記があまりに面白くて、本人の許可を得て転載することにします。少し似たようなことをいつか考えたことがあるような気がするけれど、ぼくは考えもしなかったことも書いてある。別の親しい友人はこれを読んでこう言っていました。「みんなへの手紙だ…

宴のあと/読書の実況中継

2009年07月26日12:27 昨夜はパタゴアン・オーケストラ主催のライブイベント、Happy Go Lucky Vol.3*1。パタゴニとチャトル・カッツェ・ストリングスバンドのカフェライブと中川貴雄くんのライブペイント。ぼくはスタッフと、パタゴニの演奏をバックに、作品…

旅には道連れ/批評の雑誌/ジャンベ映画/アーミッシュ/ふたりのともこさん/絵と音楽と写真と小説/泥のように眠る

日曜日。翌日に大阪で用事があり、前乗りして一日遊ぶことにした。朝早く出て、普通列車でまずは和歌山まで。電車のなかで素敵な女性を見つけて、 「旅の道連れ。」 と心のなかで思うことにする。わりとよくやる遊びで、ぼくにとっては電車のなかでは、女の…

The "Wrong" and Winding Road

近所の「CDも置いている」という感じでCDも置いている本屋の、ワンコインコーナーで3枚。700円。ネタンダーズ「子供は判ってくれない」、サニーデイ・サービス「NOW」、ジャネット・ケイ「ダブ・デム・シリー」(デニス・ボーヴェルによるダブ・ミックス盤)…

until daylight,before sleepin'

作品集「夜明けまで」特設サイト更新しました。「ねるまえに」完全版が読めます。 http://www.yoakemade.com/ リントン・クウェシ・ジョンソン。ここにもフルートが。

minor poet,dub poet

Amazonのマーケットプレイスでただみたいな値段で買えた、鈴木慎一郎『レゲエ・トレイン ―ディアスポラの響き』(青土社)をぱらぱらと。昔定価で買ったのに。論文集だが、まずタイトルがいい。「レゲエ・ボーイズというアイロニーの歴史と未来」「レゲエ/…

EYE,BRAIN,and BODY

7/11(土) 1. 友人たちのバンド「パタゴニアン・オーケストラ」とともに作った、音楽CDと小説本という、あまりない組み合わせの作品集『夜明けまで』。 その『夜明けまで』の、特設ウェブサイトを作りました(ごく簡単なものですが)。試聴、立ち読みができ…

Living in a material world, and I am a material girl.

ひさしぶりにこれを読んでみたら脱帽して感動してひっくりかえった。「あーこういう人には逆立ちしてもかなわない」「やっぱりこの人、小佐内ゆきじゃないだろうか。“小市民シリーズ”の」と思う(無根拠)。ここに取り上げられたもので、自分にもわかる範囲…

Strings of Life,Joy of Life

作品集『夜明けまで』収録の「美しさ(Joy of Life mix)」という小説を書くときに念頭にあったのは、この二曲でした。ぜんぜんそんな「感じ」は出てないかも知れませんが。しかし古いな。87年と92年だって。古びてはないんじゃないかと思うけど(よくわから…

A little boy,big city

「どこか違う国の話をするつもりはないわ。わたしは今ここにいて、目の前のあなたと話をしているのだから。」 こんどあの子に会ったらきっとわたしはそんなふうに話を切り出すのだろう。 そのように始まる言葉が、たとえお互いにとって苦い認識を強いること…