シーズエレクトリック。

 テザリング用に買った(携帯はAUのまま)Pocket WiFi S青空文庫のアプリを使ってチェーホフ「かわいい女」を読む。いがいにちゃんと読めるとおもった。端末がまともなスマートフォンと違って小さいので、一画面に表示される文字数が少ないから、すらすらページをめくることになる。「かわいい女」はうちにあるものではほかに新潮文庫河出文庫、新潮の世界文学全集と3冊の本に収録されているけど、なかなか読み返さなかったのだが。「すらすらめくる」ということは注意深く読まない、ということでもあって、流し読みしているかんじ。わたしにとっては明らかに紙の本を読むときの体験とは違う。でも読んですぐ忘れるのはいつものことなので、その違いは自分にも(表面的には)よくわからないのだが。紙と同じではないけど、これはこれでありだととりあえずはおもった。
 それにしてもチェーホフいいなあ。とりあえずPocket WiFi S(で読むの)はチェーホフにしようっと。