2013年5月に観た映画

　5月に観たのは27本。すべてDVDかiPadで。むりやり順位などもつけてみた。もともと映画はあまり観ないので、自分の好みがよくわかってなくて、小説なら2位に入れた『太陽』みたいな、日常とか小さな世界でのおかしみを淡々と描いたようなものが好きで『太陽』は終戦直前・直後の昭和天皇の日常を捉えたすごい映画なんだけど、こうやっておもしろい！　と思ったものを並べてみると、映画では自分でも意外なほど、「よくできたエンターテイメントのなかで人が成長する話」みたいなのが好きなのかもしれない。『小悪魔はなぜモテる?!』はひどい邦題だけど、ストーリーも見せ方も、主演のエマ・ストーンも最高でした。
　今は人のおすすめや信頼できる筋の評価の高いものから観ているからかどれもおもしろくて、順位とかほんとうはあまり関係なくてほとんど全部ベスト級！　のおもしろさであることは付け加えておきます。

#01　ウィル・グラック『小悪魔はなぜモテる?!』Easy A（2010）
#02　アレクサンドル・ソクーロフ『太陽』The Sun（2005）
#03　ニコラス・ウィンディング・レフィン『ドライヴ』Drive（2011）
#04　エドガー・ライト『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン！』Hot Fuzz（2007）
#05　グレン・フィカーラ、ジョン・レクア『ラブ・アゲイン』Crazy, Stupid, Love.（2011）
#06　アン・リー『シビル・ガン 楽園をください』Ride with the Devil（1999）
#07　サム・メンデス『007 スカイフォール』Skyfall（2012）
#08　ロブ・ライナー『恋人たちの予感』When Harry Met Sally...（1989）
#09　グレッグ・モットーラ『宇宙人ポール』Paul（2011）
#10　チャールズ・チャップリン『キッド』The Kid（1921）※1971年サウンド版
#11　平野勝之『監督失格』（2011）
#12　アキ・カウリスマキ『ル・アーヴルの靴みがき』Le Havre（2011）
#13　デヴィッド・O・ラッセル『ザ・ファイター』The Fighter（2010）
#14　ポール・トーマス・アンダーソン『ブギー・ナイツ』Boogie Nights（1997）
#15　エドガー・ライト『ショーン・オブ・ザ・デッド』Shaun of the Dead（2004）
#16　ピーター・ウィアー『刑事ジョン・ブック 目撃者』Witness（1985）
#17　マーティン・スコセッシ『キング・オブ・コメディ』The King of Comedy（1983）
#18　アレクサンダー・ペイン『ファミリー・ツリー』The Descendants（2011）
#19　マーティン・スコセッシ『明日に処刑を…』Boxcar Bertha（1972）
#20　スティーブン・スピルバーグ『未知との遭遇』Close Encounters of the Third Kind（1977）
#21　J・J・エイブラムス『SUPER 8／スーパーエイト』Super 8（2011）
#22　スティーブン・ソダーバーグ『インフォーマント！』The Informant!（2009）
#23　ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン『カールじいさんの空飛ぶ家』Up（2009）
#24　ガイ・ハミルトン『007 ゴールドフィンガー』007 Goldfinger（1964）
#25　スティーブン・スピルバーグ『アンブリン』Amblin'（1968）※YouTubeで
#26　ウィル・グラック『ステイ・フレンズ』Friends with Benefits（2011）
#27　デヴィッド・O・ラッセル『ハッカビーズ』I Heart Huckabees（2004）

『小悪魔はなぜモテる?!』予告編

『太陽』予告編

『ドライヴ』予告編