2015年1月2日

 年末からの休みのあいだにすっかり朝起きれなくなり、10時頃起きた。この年末年始のあいだに、新しく買ったトマス・ピンチョンLAヴァイス』を読もうと思っていたけど無理で、31日から1日にかけて読んだのは、保坂和志湯浅学『音楽談義』(Pヴァイン)という対談集。
ele-king」に連載されていたものらしくて、内容はというと、1956年生まれの小説家・保坂和志と1957年生まれの音楽評論家・湯浅学という同学年の二人の音楽談義なのだけど、核心を突くことや問題を整理することをよしとしない方々なので、話はいきおい脱線しまくる。それが面白い。めちゃくちゃ面白くて、僕はふだん本を読むとき、付箋を挟みながら読むのだけど、この本はほんとうに付箋だらけになってしまった。