2015年1月19日

 園芸好きの息子がいま一番大事にしているのは「ネペンテス・アラータ」という食虫植物。「捕虫袋」と呼ばれる虫を捕らえて溶かして消化する袋を持っているアレです。
 子どもが何かに夢中になったり飽きたりしている様子を見るのは楽しい。
 対して私は飽きっぽく、これから、何かに夢中になって今までやってこなかったことをできたりするだろうか。
 逆にこれからは、何かを失っていくことも多くなるかもしれない、とこの頃少し思う。
 何かを吸収すれば自分に何かが足され、成長するのだとばかり思っていて、経済成長を盲信しているバカな政治家か財界人みたいなことを考えてたような気がする。
 けどアラフォーってたぶんそうじゃないんだよな。
 結局は、「私の人生の半分は本のなかにあった」と死ぬとき言えるくらいは本を読みたい。