あわてんなよ、雨が上がったからっていきなり晴れるわけもないさ。
友人のブログに濱マイクのことが書いてあったからとか、新井浩文のことが書いてあったから、というのではなくてまったくの偶然だれども、何日かまえにDVDで、永瀬正敏が主演で新井浩文も出ている『ラブドガン』(渡辺謙作監督)という映画を観た。その前に観た、『ゲゲゲの女房』という映画で、米屋の役をやっていた人が監督だという。*1
鈴木清順の『ピストルオペラ』の助監督という前知識のせいで、はじめは先入観をもって、「そういう演出」と観てしまったけど、そのうちに気にならなくなって引き込まれた。リアリズムではない、おとぎ話ともいえる演出と展開で、少しまえの自分なら、スルーしてしまったかも知れないけど、これはこれでいいと思った。リアリズムだからといってリアルなわけじゃない(そんなのはまあ、当たりまえですが)。もう何度か観てみたい。
DVDで、と書いたけれど、これは借りたDVDをmp4に変換して7インチの小さな画面で観た。最近は小さな画面で映画を観ている。
ふとんのなかで仰向けになり、ステレオミニプラグを二股に分割できるコネクタ(という説明でいいのかな?)を使って二本のヘッドフォンを繋ぎ、妻とふたりで息子の寝てる横で観た。
主演の宮崎あおいも永瀬正敏もいいけど、岸部一徳と新井浩文のふたりのかけあいがいい。ふたりがものを食べるシーンがとくに好きでした。そこだけとくに、ストーリーとか関係なくなる感じで。
おなじ監督だというのでいきおい余って『フレフレ少女』もツタヤディスカスのウィッシュリスト上位に入れてたら、届いちゃった。おもしろいといいな。こちらはあまり期待せずに観てみます。
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