寝てるだけでも腹へるし。
このところずっと小説を書いているので他の文章を書く気がしなくて日記を書いていませんでした。去年20枚くらいで放置していたのを再開して90枚くらいになってきて、自分でも面白くなってきたところです。まだ終わらないのでもう少し続けなきゃ。書いているのは楽しいというか充実していますが書き終わるまではしんどいというか不安。もう少し。
生活は判で押したように仕事場と家の往復と、家や近所で一歳半の息子と遊び、時々外食して、遠出はせず、友人と会ったりイベントに出かけたりということも最近はできてない。
その間本もあまり読めず、月2枚送られてくるレンタルDVDを何回かずつ観たり、音楽を聴いたり。今月は映画『イージーライダー』『ぼくらの七日間戦争』(どちらも初見)。CDはエレファントカシマシ『エレカシ 自選作品集 PONY CANYON 浪漫記』と、怒髪天『D-N°18 LIFE MASTERPIECE』。
イージーライダーは本当に恥ずかしいことに今まで観たことなかったのですが、面白かったです。意外にだらだらと、バイクで走る〜野宿して焚き木の周りで会話〜どっかにたどり着いてそこで何かある、というのを繰り返すのがよかった。移動中ずっとBGMが鳴ってるのとか。
『ぼくらの七日間戦争』を何で今さら観ようと思ったのか忘れたけど、宅配レンタルのウィッシュリストの一番上に自分で入れたらしい。ご都合主義的な展開は折り込みずみで、それなりに楽しめました。少し前に観た相米慎二の『ションベンライダー』みたいに、もっと無軌道に続けば面白いのに、とも思ったけど、それを期待するのはお門違いと言うもの。
イージーライダーのラストでデニス・ホッパーとピーター・フォンダがハンターに撃たれて野垂れ死にするのと、『ぼくらの七日間戦争』で、廃工場を占拠した無軌道な中学生が花火を沢山打ち上げてなんとなくハッピーエンド、というのが観ているわたしにとっては対になってしまった。それぞれにそれぞれの時代の限界のなかで作られた映画なのだなあ、という感じ(出来の違いはあっても)。
エレカシは先日結婚式で地元に帰ったときに空港で宮本氏を目撃して、聴きたくなった。宮本氏は待合席で箱入りの夏目漱石全集を読んでいらっしゃった。細くてかっこよかった。音楽もよくて、ベスト以外のものも聴きたくなった。
怒髪天はライブの定番曲を集めたコンピで、先日桃屋のザーサイのCMで増子氏を見かけて、聴きたくなったから。音源を入手して聴くのは初めて。すごくよかったです。「全人類肯定曲」「喰うために働いて 生きるために唄え!!」「セバ・ナ・セバーナ」「オトナノススメ」「俺達は明日を撃つ!」「ド真ん中節」挙げるのがきりないくらいのアンセム揃い。個人的にはフィッシュマンズ、ピロウズ以来のフェイバリット・日本人バンドになるかも知れない。とにかく一度ライブに行きたい。
「大人になりたくねェ! 子供のままがイイ!」
ムリだった!生き物だから それはムリだった
という「オトナノススメ」の歌詞が最高に好きです。
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