ウィークエンド・サンシャイン。

 妻の祖母の法事(三回忌)。妻の実家に暮らしているというと自分の事情とかやりたいこととか関係なく行事が入ってくる、ということは悪いことではなくてむしろ、変な言い方だけど心地よい。ジョン・レノンはとくに好きなわけじゃないけど、「人生とは何か計画を立てているときに起きる別のこと」。寺で法事があり親族一堂に会し食事会となり、家でも談笑する。
 宅配レンタルのDVDが届いている。ジョン・ギラーミンタワーリング・インフェルノ』と東陽一『四季・奈津子』。よくわからない組み合わせだけど、少しだけ古いものが観たかったのだと思います。現代のことばっかり考えていたらバカになるので。
 法事の前、朝イチで歯医者に行き、向かう車のなかでピーター・バラカンの「ウィークエンド・サンシャイン」。ジョニー・ウインターギル・スコット・ヘロンが気になる。この歯医者は雰囲気がよくて好きなのだが、今日は帰ってからなぜか歯が痛くなった。歯医者の帰りに例によって本屋に寄り、ひさしぶりに『群像』4月号を買う。佐々木中の新刊がまた入っている。今度はこれにしよう。
 妻の家系は女性が多く、妻は三人姉妹だし二人姉妹の従姉妹も来ている。息子は年頃の女性とその親に当たるおじさん、おばさんに囲まれて、ちょっと大人しかった。従姉妹が一人泊まっていく。息子も夜には慣れていつものとおりの傍若無人