日常の表層。

 散歩した。日曜日の昼まえ、片道2キロ。抱っこひもで息子を抱っこして。子ども抱いているとおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんに声をかけられたり、微笑まれたりする。わたしが(あるいは)どんなにろくでなしだったとしても、日曜日の昼に子ども抱いて散歩している若い父親は、表面的にはまっとうに見えるらしい。いや、父親なんか見てないのか。とはいえ帰り道疲れたから迎えに来てもらった。やっぱりだめな大人だった。「他人の責めを口にするより先ず自己の反省」。