結節点

 だから日記は昼休みに書くことにしてみました。読書端末のいいところはあたりまえだけど小さな端末にたくさんのデータが入ることで、重くて持ち歩けない分厚い本とか全集とかが全部入れば荷物も少なくてすむし、家で読む場合も寝転がって読むのに適している。読みたくても大きく重い本は、仰向けになって片手で抱えて読むのには適していない。ひとつまえの日記にも書いたけれど、私の場合は本はほとんど寝転がって読むので、そういうことになる。だから端末は小さくしてほしい。
 ほかにもいまの読書端末の(私が感じる)問題に、「書き込みができない」「付箋ができない」「古びて来ない」などもあって、前の二つはじきに解決するかもうできているのかもしれないけど、紙の本と同様のUIでは実現できていないだろう(それを必要とする人がいないのかもしれないけど)。付箋はあとでその箇所をすぐに参照できるようにつけるわけだが、私の場合は特殊で、そのとき読んだとき私がそこを重要だと思った(あるいは気にかかった)ということがわかればよくて、それを参照するのは、「私がそこに付箋を貼った理由がもはやわからなくなったころにそれを発見するため」だったりする。三番目の「古びて来ない」もなぜそれがよくないのか、と思われるかもしれないけど、そのことは今日は書かない。