町のどこに私が立ちどまっても

  • ある日の本棚





  • iPodのプレイリストとか、(読んでいる本も未読のものも含めて)自分の本棚とか、その並びとか、実に自分の「好み」が反映されていて、おそろしく「自分」だなあ、と思う。昔自分で編集したカセットテープを聴いていると「選曲から曲順から何から、なんて自分の好みにピッタリなんだ」と驚く。自分というのは、一日いちにちの好み、その選択、その集積であると、つくづく思う。しかしその集積は、自分の手に負える範囲を超えている、ということもしばしばある、と僕は思う。