読書の秋

立秋はとっくに過ぎているのだからもう既に「読書の秋」ということになるが(スポーツは苦手)、相変わらずあまり読めていない。最近読んだ本といえば、『電気グルーヴのメロン牧場―花嫁は死神』くらいで、糞尿や勃起の話が盛り沢山の「これがほんとのトイレ本」なんてな本で、それはそれで有意義な読書なんだけれども。
一昨日は車のなかで太宰治の『ヴィヨンの妻』の朗読カセットを聴いていたらおそろしく心が沈んでしまい、それが原因(?)で恋人となんか喧嘩になる。いや、カセットの悪口は言うまい。そんなカセットを持ってる奴が馬鹿なのだ。などと、聴き倒してかなり覚えてしまったもうひとつの太宰カセット「佐渡」の一節をもじってみたくなる、そんな秋。
でもまだ、半袖のうちは夏だよなぁ。