先頃

ipodを買って、何を聞いているかというと茂木健一郎のブログにUPされている講義や講演のMP3とか、新潮社のCDからコピーした小林秀雄の講演とかで、それも出先ではなく寝るときのBGM代わり。だいたい1時間強の講義や講演で、聴いているうちに眠くなってくるので後半があまりアタマに入っていない。それでも何度か聴いているとだんだん理解が深まってくる。しかし何度も聴いていると無意識に聞き流していくところもできているようで、何度聴いてもアタマに入っていないところもある、ということにふと気づく瞬間もある。何にせよ、僕の場合、ipod以前の、CDやMDやカセットの携帯プレーヤーではこういうものは聴いたことがなかった(落語は聴いたけど)。新しい(もはやそうでもないけど)道具によってもらたされた、新しい娯楽。