知らない方がいいのかもね。

 自分でも少し驚いたのは『人のセックスを笑うな』『百万円と苦虫女』、ふたつの映画のことを書いたのに同じことしかいってない。つくづく浅はか。
 映画って順番はてんでばらばらに撮るんですよね。映画人には当たり前のことかもしれないけど、すごいなあ、と思います。
 せめて家にいるときは仕事のことを考えたくないのでとにかく日記をつけることにしました。小説は書き置いているやつはやっぱり、完成ということにしようと考えています。どこかに出して、そのあとは次のものを書こう。いまは余裕がなくて、小説のことを考えられないばかりか小説すら読めませんが、少し映画を観たり、少しマンガを読んだり、やっとちょっと小説を読んだり、息子と戯れたり。平日はそれもままならないのですが、どうにか二時間くらいは毎日作りたいものです。
 息子は二歳になりました。想像できないくらい成長していきます。なんだか自分がふがいなく感じます。
「知らない方がいいのかもね。」
 今わたしが大好きなドラマ『専業主婦探偵』の主題歌で、パフュームがそう歌っています。わたしはこの歌がドラマが好きになるにつれ好きになっていますが、たぶん買わないだろうな。このドラマでわたしはこの歌を聴きたい。
 鍋となるとわたしたちは、いつもよりたくさん食べるのだった。