トットこはむたろう。

 妻が読みたいというのでAmazonで『窓ぎわのトットちゃん』を注文した。そういえばわたしも読んでないな。妻いわく、
トットちゃん読んでないと、『徹子の部屋』についていけない。」とのこと。「ついていけない」は言い過ぎにしても、「トットちゃん」は黒柳徹子を語るにとって前提であり、黒柳徹子と語るにおいて前提である。「たとえばゲストが『わたしこどものころ、トットちゃんみたいだったんです。』といってもトットちゃんを知らなかったら、わからないでしょう?」なるほど。トットちゃんを知らないと『徹子の部屋』を十全に楽しむことができないということなのだ。ゆゆしき問題です。
 妻は息子が生まれてからというものあまり『徹子の部屋』じたい見れていないということで、うちには録画装置もないからわたしじしんも『徹子の部屋』はずいぶん見ていない。しかし黒柳徹子の文章の面白さは知っています。いぜん、武井武雄の挿し絵が素晴らしい『トットのピクチャー・ブック』を読みました。いまから『トットちゃん』いまから楽しみです。息子にもいつか読んであげよう。